駅前で立っていると、いろんな方々が通り過ぎていきます。
明らかに外国人のような方には、「おはようございます」よりも、「グッモーニン(英語で『おはようございます』の意」、「ボンジュー(フランス語で『おはようございます』もしくは『こんにちは』)の意」、「ナガデフ?(西アフリカ・セネガルの公用語ウォロフ語で『おげんきですか?』の意」などで挨拶したりしています。
そういった中で、今朝、東南アジア系特にフィリピン系の方かな、と思った方が私の前を通っていったので「マガンダンウマガ(フィリピンの公用語タガログ語で『おはようございます』の意」と言うとチラッとこっちを振り向いたので、続けざまに「クムスタ?(タガログ語で『おげんきですか?』)」と言うと、にこっと笑ってくれました。
『板橋区 国際化の現況(http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/011/attached/attach_11288_1.pdf)』によると、2010年1月1日現在での在板橋区フィリピン人の数は1,477人と、在区中国人、韓国人に次いで3番目に多いそうです。私は多少タガログ語を理解できるので、街を歩いているフィリピン人が話すタガログ語をごく自然に耳にしながら、断片的ですが彼らがどういった感覚で板橋区に住んでいるのかについて知ることが出来ます。
駅で立っているだけでも、多くの外国人が板橋区におられることがわかります。
ある意見によれば板橋区は「保守的な街だ」とも言われていますが、国際化の流れはこれからも広がっていく現実を考えると、多様性社会実現に向けた板橋区の街づくりは必然であり、急務だと思っています。