10月2~3日(土、日)にかけて、日比谷公園で行われた日本最大の国際協力団体によるイベント、「グローバルフェスタ2010」で、このフェスタに出展していた、フィリピン・ミンドロ島に住んでいるマンニャン族の支援を行っている「認定NPO21世紀協会」(http://www.21ca.ac/)のボランティアに参加した、と前回のブログで掲載しました。
私は、21世紀協会のインターン時に学んだ、フィリピンの言葉(タガログ語)、フィリピン滞在経験などを活かしてその後、フィリピン残留日本人の支援を行うNPO「フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)(http://www.pnlsc.com/)」で働く機会を得ました。このNPOも今回グローバルフェスタに出展し、フィリピン残留日本人という存在、彼らへの支援の必要性についての紹介がされました。
フィリピン残留日本人とは、主に戦前・戦中にかけてフィリピンに移民した日本人男性とフィリピン人女性との間に生まれ、戦後フィリピンに取り残された方々です。多くの方が身元未判明となっており、そういった方々の身元捜し、国籍確認支援などを行っているのが、PNLSCです。
PNLSCの職員として私は、フィリピンに滞在し、多くのフィリピン残留日本人の皆さんにお会いしました。多くの方々が、ご高齢者で、街中から外れた山村で貧しい生活を強いられていました。
日本人父の子である以上、日本政府は何らかの支援を彼らにするべきである、そしてそれは高齢という事実を考えた上で、できる限り早急に行うべきである、と思います。