5月20日(金)~22日(日)にかけて、NPOアースデイマネーが運営している、被災地の方々に首都圏への無料ホームステイを支援する被災者送迎バス、ホープステイ号(http://hopestay.net/wp2/bus/)に乗せていただき、東北の被災地に行ってきました。
大船渡⇒陸前高田⇒南三陸⇒石巻にある避難所を順番に回り、ホープステイ号の紹介をしながら、避難されている皆さんと交流しました。震災から2ヶ月が経過しましたが、避難所にはまだまだ多くの被災者が避難されていました。避難所の多くは、十分な水が無く、プライバシーも無く、仮設の公共トイレの生活です。本当に大変です。
避難所となっている小学校の校庭には着々と仮設住宅が建てられているところもありましたが、まだまだ不足しています。
写真は被災地の様子です。津波と地震による見渡す限りの荒地に唖然としました。
ガレキの撤去作業はいたるところでおこなわれていますが、撤去完了には程遠い状況です。撤去できたとしても、地盤沈下で広範囲にわたって住居の建て替えが不可能になっています。
私の滞在時間は本当にわずかで、この期間だけで東北の圧倒的な悲惨な現状を十分把握する、ということはありえないでしょう。
しかしながら、私が現地に行ってみてきたことがほんのわずかな現実であったとしても、関心はあるけどなんらかの事情で被災地にまだ行かれていない方々、行けない方々へそのわずかな現実でもお伝えし、少しでも分かち合い、助け合い、支え合いの関係を作っていけるお手伝いをしたい、と強く思った次第です。