板橋区特別職報酬等審議会(2012年11月6日開催)【非公開(傍聴不可)】について ③議員の期末手当の計算方法

板橋区のこちらのサイト

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/049/049144.html

の下段に、特別職の報酬などの状況 の説明があります。

 

念のため、以下に添付します。

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<特別職の報酬などの状況>

区長 給料・報酬の月額113万5000円 期末手当支給の割合3.15月分 1期の退職手当額2043万円

副区長 給料・報酬の月額91万円 期末手当支給の割合3.15月分 1期の退職手当額1128万4000円

議長 給料・報酬の月額91万円 期末手当支給の割合3.15月分

副議長 給料・報酬の月額78万2000円 期末手当支給の割合3.15月分

議員 給料・報酬の月額60万円 期末手当支給の割合3.15月分

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この“状況”の中に、“期末手当支給の割合3.15月分”という記載があります。

これは期末手当の年間支給額を表すものです。

しかし、“期末手当支給の割合3.15月分”といっても実際いくらなのかわからない、区民にとっては非常に不親切な記載です。この記載は、特別職報酬審議会資料においても同様で、この資料を見てもよくわかりません。

 

そこで私なりに期末手当年間支給額を調べてみました。

 

それぞれの支給額については、前回のブログに添付しました、PDF『特別職報酬まとめ(2013年2月)』をご覧ください。

 

ちなみに、この支給額を導きだすための実際の計算方法について、月60万円の報酬を得ている板橋区議会議員を例に紹介します。

 

60万円(議員月額報酬)×1.45(役職加算)

×3.15(1か月の報酬分×3.15カ月分)

=2,745,000円(期末手当の年間支給額)

 

つまり、月60万円を報酬として受け取っている板橋区議会員はそれに加え、

年額にすると2,745,000円の期末手当(いわゆるボーナス)をもらっているということです。

 

このように計算方法を明確にするといろんなもの、よくわからないものが新たに見えてきます。

 

その一つが“役職加算”です。これについては次回のブログでご説明します。

 

その他の特別職の期末手当支給額については前回のブログでも紹介しました、PDF『特別職報酬まとめ(2013年2月)』をご確認ください。

また、60万円の報酬を受け取っている議員以外のそれぞれの期末手当支給額の計算方法をお知りになりたい方は、ご一報いただければご説明できるかと思います。

 

なかなか公には見えてこない、議員等の報酬の現状について本ブログで紹介しながら、特別職の報酬について区民目線での議論を広げ、深めていきたいと思っています。

 

ご意見いただけると幸いです。

 


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