“板橋区認可保育園保育料見直し(案)”についての再質問と区長からの回答

9月20日に、坂本健板橋区長(担当:子ども家庭部保育サービス課入園事務係)の名で私宛に、“板橋区認可保育園保育料見直し(案)”についての私の質問に関する区長の手紙(回答)が届きました。

 

こちらのブログ(『“板橋区認可保育園保育料見直し(案)”について紫垣のパブリックコメントに関する区長の手紙』  http://shigakishinya.jpn.org/archives/1621
)で私の質問と区長(および担当)の回答を見ることが出来ます。

 

この回答の中で、いくつか不明点があったため、今回、再度、区長の手紙に質問を送り、10月8日付けで区長(担当:子ども家庭部保育サービス課入園事務係)から回答が届きました(以下、===の部分)。

 

 

回答の中にある、それぞれ板橋区区ホームページで公開されるという、

10月下旬 各部からの要求額

12月下旬 政策経営部査定額

1月下旬  最終予算案の公表

“当初予算説明書”、および2014年2、3月の板橋区議会の審議過程、など注視していきます。

 

 

また、上記流れの中でパブリックコメントがどのように活かされているか、もし活かされていないのであれば、その理由は何か、活かされるためには何が必要か・不足しているか、についても注目し、改善策を考えます。

この件に関心のある皆さんとも一緒に考えていただけたら嬉しいです。

 

===再度、区長の手紙に送った質問と10月8日付けで届いた回答=====

 

~先日(2013年9月20日)は、“資料「認可保育園保育料見直しについて」についてについての回答”をいただき、ありがとうございました。いただいた回答の中で、更にお尋ねしたい点があります。以下⇒【問】にて質問内容(計3点)を記載しましたので、ご多用のところ恐縮ですが、ご回答よろしくお願いいたします。~

(※なお、以下の(問)、(回答)は、前回の私からの質問と区長の回答です。)
“(問)-(2) 増加した負担分は、どのような事業に予算として割り当てられる予定か。

(回答)上記に記載した事業のほか、待機児童解消のための保育施設の整備や拡充、認可保育園における特別な支援を要する児童等への経費に活用することを予定しています。区財政が厳しい折ですので、優先順位を検討し、保育環境や質の向上のために使わせていただきます。”

【問1】“優先順位を検討し、”について、この検討結果はいつ、どのようにしたらわかるのでしょうか?

【回答】 様々な保育ニーズの中から予算編成の過程で優先順位を検討し、平成26年度の実施事業を決定していきます。区民の皆様へは、事業別予算の編成過程を、概ね次の時期に区ホームページ(トップページ>区・行政・男女平等>データ・人口・統計・調査・財政>財政)で公開しています。

10月下旬 各部からの要求額

12月下旬 政策経営部査定額

1月下旬  最終予算案の公表

また、事業別予算の内訳を記載した「当初予算説明書」を2月に公開しています。

 

“(問)2-(3) 増加した負担分の総額及び使途が明確でない限り、区民への説明不足であり、実行するべきでないと思うがいかがか。

(回答)区の一般会計のうち福祉費は当初予算の60.6%を占めており、その中でも児童福祉費は19.2%となっています。この度の保育料見直し案による財源は、現在対応しきれていない様々な保育ニーズに使わせていただく予定です。”

【問2】 “現在対応しきれていない様々な保育ニーズ”とは具体的にどのようなニーズでしょうか?

【回答】現在のところ、待機児の解消、病児・病後児の保育施設の拡充、要支援児保育の充実等と捉えています。

なお、平成27年度から始まる子ども・子育て支援新制度にあわせて、今後、ニーズ調査を実施します。これにより、区の取組みが子育て世帯のニーズと合っているのか検証をしてまいります。

 

【問3】 “現在対応しきれていない様々な保育ニーズに使わせていただく予定です。”の“予定”が決定に至るまでのスケジュールはどのようになっていますか?

【回答】予算編成の査定をとおして、区の予算案を作成します。この予算案は2月に区議会に上程され、審議していただきます。3月に予算議案が議決されれば、4月以降、それぞれの施策を実施します。

 

以上

 

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