「いたばし区議会だより」（第１７１号）（2015年1月1日発行）の、第2面「可決した議案」に、
板橋区の区長、副区長及び区議会議員の期末手当の支給割合を引き上げる条例が可決された、
という内容の記事がありました。
しかし、これだけでは何がいつどう引き上げられたのか、区民にはまったくわかりません。
そこで板橋区に
区長、副区長、区議会議員の期末手当の支給割合を具体的にどれだけ引き上げ、区長、副区長、区議会議員の期末手当の額はそれぞれ年間いくら（何円）になったのか？
と質問したところ、以下のような回答が得られました。
議員報酬の出資者（納税者）であるより多くの区民に知っていただきたく、公開します。
■役職 引き上げ前の年額→ 引き上げ後の年額 【引き上げ額】
■区長 5,698,948円 → 6,060,786円 【361,838円のアップ】
■副区長 4,569,201円 → 4,859,309円 【290,108円のアップ】
■区議会議長 4,156,425円 → 4,420,325円 【263,900円のアップ】
■区議会副議長 3,571,785円 → 3,798,565円 【226,780円のアップ】
■区議会委員長 2,946,037円 → 3,133,087円 【187,050円のアップ】
■区議会副委員長 2,831,850円 → 3,011,650円 【179,800円のアップ】
■区議会議員 2,740,500円 → 2,914,500円 【174,000円のアップ】
１）この引き上げが区民の知らない間に行われたこと、
２）引き上げに関する議論に区民が全く参加できないこと、
３）そもそも高額な報酬（例えば区議だと年間約1000万円）を更に引き上げたということ、
以上の点で、今回の引き上げは区民の意思を無視したおかしな決定だと思います。
子育て支援など区民に直結する政策の予算はどんどん削られていっているのに、議員等の報酬はアップする（しかも区民の知らない間に）なんておかしいと思いませんか？
この引き上げの事実を知らない区民は沢山います。本ブログをご覧になった方は、ぜひ情報を拡散いただき、区民目線の議論の場を広げていただきたいと思います。
ご意見・質問などありましたら、しがき（shigakishinya@gmail.com）までお気軽にどうぞ。
