公用車を使う区議会議長の費用弁償事情(これも板橋区は23区で最高額!)(2014年11月6日現在)

 前回のブログ( http://shigakishinya.jpn.org/archives/2185 )で2014年11月6日時点の東京23区の区議会議員の費用弁償事情(板橋区は23区で最高額!)を紹介しました。
 費用弁償とは、議員が議会に出席するごとに議員報酬とは別に支払われるいわゆる交通費です。

 これに関連し23区全ての区議会事務局に、公用車を用いて議会に出席する区議会議長(議員から選出)への費用弁償はどうなっているのか尋ねました。(公用車は原則23区全ての区議会議長にあてがわれており、議長以外(副議長やその他議員)には公用車はあてがわれていないそうです。)

 結果、23区中、11区が0円でした。
 区民の感覚からいえば0円は当然だと思います(公用車の存在自体も問いなおしてもよいくらいです)。
 しかし、残り12区は公用車を利用しているにもかかわらず、費用弁償が支払われていました。
 さらにこれら12区のうち、板橋区議会議長は最高額(!)の4000円が支払われていることがわかりました。

 調査結果一覧表を以下に添付します。表は自由に利用、拡散ください。

東京23区(議長公用車と費用弁償の関係)

 (PDF)
 費用弁償はもちろん区民の税金で賄われています。
 公用車を用い交通費が全くかからないにもかかわらず、議員報酬とは別に費用弁償を受け取っている区議会議長が、本当に区民目線で区政運営ができるのか疑問を抱かざるをえません。

 公用車を用いた際の費用弁償はキッパリ廃止すべきです。


カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。