「平成27年度東京都板橋区予算」 ttp://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/067/067283.html が昨日(2015年3月19日)、冊子で販売が開始されました。
そして今日、板橋区役所にある区政情報課で購入しました。もちろん誰でも買えます。1冊1,240円。板橋区政を考える上で参考になる資料です。
この板橋区の予算書、年度ごとに比較するといろんなことが見えてきます。
例えば、議員報酬等の予算、平成26年度は6億3321万3千円なのに、平成27年度は6億9039万2千円。1年でなんと約6千万円も増えているのです!
経費削減の名のもとで児童館は12館も削減が予定され、保育園おやこバス遠足は廃止になりました。
また保育園待機児童は1昨年は417名、昨年は515名と増え続けています。
子育て予算が十分でないのに、なぜ議員報酬等が計6千万円もアップできるのでしょうか?
前回(2011年4月)の板橋区議会議員選挙で板橋区内に全戸配布された選挙公報をみると議員報酬削減や議員特権廃止とうたっている議員も複数いるのですが、議員報酬は削減・廃止どころか“増加”になっています。
議員報酬の担い手は納税者である板橋区民です。区民が納める税金は区民のために使われなければなりません。
その観点から、現実の板橋区はこうなっているということをより多くの区民に知ってほしいです。そして区民とともに議論し、区民のための板橋区政のありかたについて考え、行動していきたい、行動していく必要があると考えています。
現職の議員さんには煙たがられるかもしれないけど、今後も区民目線でチェックしていきます。