先日、「議会改革度調査2011ランキング」が早稲田大学マニフェスト研究所から、「経営革新度調査」ランキングが日経グローカルから発表されました。
議会改革度調査上位100位までは、以下で確認できます。
議会改革度調査2011ランキング(1位~100位まで)
(早稲田大学マニフェスト研究所より)
板橋区は上位100位に入っていなかったため、板橋区議会に順位をお尋ねしたところ、
総合順位は積算で第296位(調査対象である県市区町村議会は合計1356議会)
という回答を得ました。
経営改革度調査上位10位までは、以下で確認できます。
板橋区は第4位(調査対象である市区は合計809自治体)でした。
【1~10位のランキング表】(日経グローカルより)
議会改革度調査は全国の地方議会の改革度がどのような状況にあるのかを確認、提示するなどを目的として、経営革新度調査は全国の自治体の行政運営の革新度合いを探るなどを目的として、調査がなされています。
それぞれのランキングは、自治体の行政、議会の改革度合いを考える一つの参考にはなるかと思います。
また、調査対象数や調査した団体が異なるので厳密な比較はしにくいかと思いますが、単純に、板橋区行政の経営改革がかなりの上位にも関わらず、議会改革はそれほどでもない現状は、着目すべき点かと思います。
例えば今回の調査結果から、
・ 改革度296位の議会が、改革度4位の行政をちゃんとチェックできるのか。
・議会が行政の改革路線にブレーキをかけたりしていないか。
・ 区民満足度向上を目指し改革度上位にいる行政は、議会の現状に対してどう思っているのだろうか。
などの視点をもって行政、議会を見ていきたい、と改めて思いました。
また今回の調査結果を踏まえて、行政側そして議会側双方からそれぞれの本音が聞けるような場などもあれば、より区民に透明で区民目線の区政改革に繋がる道が開けていくのではないだろうか、とも思いました。