中野区のワンストップサービスについて

8日(火)は中野区役所を視察し、中野区の総合相談窓口について調べてきました。

総合相談窓口では、申請など各種手続き業務が一箇所で行われている、つまりワンストップサービスが行われています。

現在中野区では、子ども、離職者などへの総合相談窓口が設置されています。

 

 例えば、

  子ども相談窓口では、保育園の入園や児童手当の申請などが一つの窓口で終えることが出来ます。

  離職者等支援総合相談窓口では、離職により生活費や住宅に困窮する者たちへの就労活動支援や住宅手当支給の相談だけでなく、新宿ハローワーク及び中野区社会福祉協議会などとも連携し、就職相談、貸付相談などの支援が一つの窓口で行えるようになっています。

   

 この点、板橋区では、板橋区役所や板橋区社会福祉協議会に問い合わせたところ、

 

 子どもの保育園入園の申請と児童手当の申請は、同じ階で行われますが、窓口は異なり、厳密に言えばワンストップ化とまでにはいっていません。

  

 また、離職者の支援については、区役所、池袋ハローワーク、板橋区社会福祉協議会(社協)がそれぞれ別々に行っています。例えば、住宅手当は区役所、生活困窮者への低額貸付相談は区役所と社協、55歳以下の就職相談はハローワーク(55歳以上だとハローワークと社協)、就労活動支援は社協とハローワーク、と重なっているものもあればそうでないものもあり、ワンストップ化はなされていません。

  

  板橋区民の生活を第一に考え、なおかつ効率的な役所仕事を行っていくためには、行政の仕事の中でたらいまわしになっている箇所、縦割りになっている箇所を徹底的に見直し、ワンストップ化への移行が必要です。


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