少し前ですが、板橋区議会定例会における各会派、個々の議員の質問時間などについて、板橋区議会事務局にお尋ねしたところ、以下のような回答をいただきました。
当然かもしれませんが、概ね質問時間などは、各会派、個人の人数に比例するものです。
区議会を知る何らかの参考になるかと思いましたので、ブログで紹介します。
番号)で私からの質問、⇒で区議会事務局からの回答を記載しています。
ちなみに現(2012年4月時点)の区議会議員の会派構成は、
・板橋区議会自由民主党議員団(以下、自民):15名
・板橋区議会公明党(以下、公明):12名
・日本共産党板橋区議会議員団(以下、共産):8名
・民主党板橋区議会議員団(以下、民主):5名
・合同クラブ(社民党・みんなの党・減税日本)(以下、合同):3名
・板橋区議会みんなの党(以下、みんな):1名
・板橋・生活者ネットワーク(以下、ネット):1名
・無所属:1名
(計46名)です。
— 以下、区議会事務局への質問〔番号)〕と事務局からの回答(⇒)です。 —
板橋区議会定例会における質問(一般質問、代表質問、総括質問)について以下教えていただけますでしょうか。
問1) それぞれの質問(一般質問、代表質問、総括質問)について。個々の議員、各会派の持ち時間はどのように決められるのか?
答⇒ 一般質問・代表質問・総括質問の持ち時間の決め方について。今期の一般質問・代表質問の持ち時間については、区議会議員選挙後に開催される全議員出席の議員総会にて決定されております。
また、総括質問については、議会運営委員会で決定されております。
問2) それぞれの質問(一般質問、代表質問、総括質問)について。個々の議員、各会派の持ち時間はたとえば平成23年度(平成23年第2回定例会~平成24年第1回定例会)だとそれぞれ何分ずつになるのか?
答⇒ 質問時間についての回答(以下①~③)。
①一般質問
ア)平成23年第2回定例会から第4回定例会の各会派の質問時間(一定例会あたり)
・自民:1時間56分
・公明:1時間32分
・共産:1時間2分
・民主:38分
・合同:24分
・なお、一人会派(みんな、ネット、無所属)については、年間を通して27分の持ち時間が割り当てられており、その時間を二つの定例会に分けて質問することとなっております。
イ)平成24年第1回定例会
・自民:58分
・公明:46分
・共産:31分
・民主:19分
・合同:12分
・一人会派は行ないません。
②代表質問
代表質問は、第1回定例会のみ行なわれますが、各会派の質問時間は、次のとおりです。
・自民:1時間9分
・公明:55分
・共産:37分
・民主:23分
・合同:14分
・一人会派は行ないません。
③総括質問
ア)決算調査特別委員会
・自民:4時間37分
・公明:3時間48分
・共産:2時間42分
・民主:1時間52分
・合同:1時間4分
・一人会派は各20分割り当てられております。
イ)予算審査特別委員会(補正予算総括質問)
・自民:1時間40分
・公明:1時間22分
・共産:58分
・民主:40分
・合同:23分
・一人会派は各6分割り当てられております。
ウ)予算審査特別委員会(当初予算総括質問)
・自民:5時間
・公明:4時間6分
・共産:2時間54分
・民主:2時間
・合同:1時間9分
・一人会派は各20分割り当てられております。
なお、これらの時間配分は、改選後の会派構成に基づいて決められており、原則として議員任期中適用されます。
各会派での各議員の時間配分は、会派の中で決められております。
問3) 個々の議員の質問の順番はどのように決められるのか?
答⇒ 個々の議員の質問の順番について。
議員個人の質問順序は、各会派からの申出により決定されます。