4年前のこの時期、板橋区議会議員選挙に立候補しました。
他の多くの男性候補者とは異なり、
スーツは着ず、ほぼ普段着で。
街頭では“男性候補者がこんな恰好じゃ駄目だよ”と言われたりしました。
私は”なんで?”と思いました(その感覚からして世間一般とずれているのか、、)。
また、他の多くの候補者が持っていた、
選挙事務所は無し、
選挙カーも無し(主に友人と2人で自転車で活動していた)、
でっかい看板とかも無し。
これらを準備しようという気になれなかった、そもそもそういう力がなかった。
これも、知人から“事務所とかないと厳しいよ”など言われました。
人によってはあるらしい、組織的、地域的なバックアップも無し。
どの国政政党にも所属無し。
と無い無いつくし。
でも、そんな人間が少しくらい区議会にいてもいいんじゃないか、やってみないとわからないじゃないか、という思いで立候補。
思いがある人であれば(年齢とか基本的なことをクリアしたら)誰でも立候補はできるんだよ、ということを伝えたいという思いもありました。
が、実のところは板橋区の候補者ではあんまり見たことない感じなんで”単なる変人?”と思った人もいたかもしれません。
結果、惨敗(落選)。
当選倍率は2倍以下だから、立候補したら私のような無所属の人間でも当選するんじゃないか、とみたひとも多いと思いますが、そんな簡単ではなかった。
結果について、
個人としては板橋区の現実に直面できたこと、体感できたこと、私自身の実力がいかほどか痛感したことで納得。
でも、こんなないないつくしの私でも支援してくださった人たちの思いを当選という形で報いることができなかったことはとても残念。
次の板橋区議会の構成はどうなるんだろう。
人口50万人以上もいる板橋区。
多種多様な立場の人が議員になり、区民のいろんな意見を吸い取り区政に活かせる区議会になってほしい、と私は思います。