日時:2010年11月20日(土)午後2時~
場所:JICA地球ひろば(http://www.jica.go.jp/hiroba/index.html)
で行われた、認定NPO21世紀協会(http://www.21ca.ac/)の理事・ミンドロ事務所長の川嶌寛之の一時帰国報告会に行ってきました。
21世紀協会は、フィリピン、ミンドロ島(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E5%B3%B6)に住む、先住民族マンニャン族の教育・農村開発・保健衛生支援を行っているNPOです。
川嶌事務所長はミンドロ島に10年以上滞在し、マンニャン族支援に携わっています。
今回は、これまでの支援活動を紹介しつつ、「先住民族を支援する意味」という根本的な課題について議論がなされました。
既にご存知の方もおられるかと思いますが、私はこのNPOのインターン生として2000年6月から2003年5月までの約3年間、ミンドロ島に滞在していました。そこで、マンニャン族の子ども達の共同生活をしながら、彼らの日常生活支援などに携わっていました。滞在中にはいくつかの作文もしました(例えば→http://www.21ca.ac/21c/shinmin20.html)。
この3年間のミンドロ島生活は、私の人生に大きな影響を及ぼしました。マンニャン族への支援活動を行いながらも、私は彼らから本当に豊かな人生を過ごすにはどうしたらよいか、幸せな人生をおくるにはどうしたらよいか、などについて学ぶことの重要性を知りました。そして、こういったことを学んでいくことは、マンニャン族に限ったことではなく、私や私を含む現代の日本人にも大切なことではないだろうか、と思うようになりました。
そういった思いをもって、今私は板橋区に住みながらこのブログを書いています。